教育における本の役割について

教育 本

教育 本について

教育における本の役割について

教育を論じる際にまず取り上げられるのは、学校などの機関の質やプログラムの内容です。
正規の学校教育に限れば、有名大学に入学することなど、いわゆる成功とされる道が社会的に狭く規定されているために、その道を達成しやすい方法、例えば新学校と呼ばれる中学高校、さらには小学校や幼稚園にどのように入学させるか、などという話題がもてはやされて取り上げられます。
それに比べて、実際の教育内容が話題にされることは少ないようです。
例えば、英語を何年生から教えるべきか、ということは話題になっても、その内容がどうであるのか、もし改善する点があるとすればどうすればよいのか、などという点については、話題になるとしても一般社会では極めて表面的な議論にしかなりません。
本をどのように利用するか、ということについても同じようなことがいえます。
国語の教科書でいわゆる名著といわれる著作を引用していても、それが作品のごく一部である限りその作品の真意や醍醐味を味わうことはできないはずですが、そのような議論をしているといわゆる受験テクニックは身につかないため、本を読むことを積極的に教えることはむしろなされないことが多いようです。